活動報告

オンライン勉強会

オンライン勉強会『金融不安がマーケットに与える影響について ~最新の投資環境(2023年4月)~』

<勉強会のご案内>
4月17日にオンラインで勉強会を行います。

米国では、3月10日に総資産規模16位の中堅銀行のシリコンバレーバンクが経営破綻をしました。その後銀行預金の流出が続いたこともあり、12日には総資産規模29位のシグネチャー銀行も破綻しました。
FRBが預金の全額保護を打ち出しているため、金融不安の連鎖が起きる状況には至っていませんが、急激な利上げの反動で、銀行の経営環境が厳しくなっていることは間違いありません。

銀行が金利の上昇に備えておくのは、リスク管理の部分で当然のことであり、今回のような教科書通りともいえる動きに耐えられなかったことで、銀行システムそのものへの信頼低下が起こり始めています。
銀行預金からMMFへの資金シフトが加速しているのはその表れです。
また、今後リスクマネーの供給が減っていく可能性が高く、徐々に経済の活力を奪っていくことが予想されます。

また、欧州のほうでもスイスの名門クレディ・スイスの経営が行き詰まり、スイス政府と中銀主導でUBSが買収することが決まりました。
クレディ・スイスは世界のシステム上重要な銀行30行に含まれる巨大な金融機関であるため、今回の破綻の影響は上記の米国の2行とは比較になりません。
とくに株式と債券の中間の性質を持った偶発転換社債(COCO債)が無価値化されたことのインパクトは大きく、今後多くの金融機関の資金調達・財務戦略に負の影響が出るでしょう。

そこで今回は足元のグローバルマーケット環境を確認しながら、今回の銀行破綻の状況を整理し、これから金融市場や経済に与える影響について解説を行います。

この勉強会はFPオフィス クライアントサイドのお客様やお取引先の皆様などに向けて、経済や投資の知識などの共有することを目的として開催しているものです。

特定の金融商品等を勧めたりすることはありません。
一般の方も参加できますので、気軽にお申込みください。

参加費は無料です。

【オンライン勉強会詳細】

タイトル:『金融不安がマーケットに与える影響について ~最新の投資環境(2023年4月)~』

講師:久保 逸郎(FPオフィス クライアントサイド代表)

2023年4月17日(月) 20:00~21:00

会場:オンライン開催
※パソコン・タブレット・スマートフォンで参加可能。
(但し、インターネットに接続する必要があります)
参加申し込みをいただいた方には、後日メールで使用資料と参加方法をお伝えします。

参加費:無料

定員:10名(先着順・予約制)

主催:FPオフィス クライアントサイド

申込方法:ホームページのお問い合わせフォームから【4月17日勉強会参加希望】とご記入の上、前日までにお申込みください。
https://www.fp-office.com/contact.html

※注意事項
本セミナーはお客様への情報提供と、一般消費者の投資教育を目的としていますので、ファイナンシャルプランナー(FP)・保険営業・金融機関の職員の方などの参加を固くお断りします。
(但し、当事務所のお取引先の方を除きます)

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